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一緒ならきっと乗り越えられる 一緒ならきっと乗り越えられる
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だれかに相談したい Who should I talk to

初めての養育で
途方に暮れる日々

里親になる前に研修で試し行動の事や愛着について学ぶ機会があり、頭ではわかっていますが実際に子どもと暮らし始めると実子の時には起きなかった事を体験し、「これがそうなのかな?」とは思うものの、じゃあどうすれば良い?これはいつまで続くのか?と途方に暮れる日々です。
虐待を受けた子どもではないと委託されましたが、体中に傷があり、これは何の傷なのだろう?と戸惑っています。コロナ禍という事もあり、 他の里親さんに会う機会もなく、何の経験も無い夫婦だけで試行錯誤しています。

Kさん[40代]

実子2人、養育里親登録1年目で初めての委託

初めての養育で途方に暮れる日々

15年ともに
過ごした里子が
ルーツを辿る

15年前に特別養子縁組が成立しました。夫と3人で暮らしています。幼少期から真実告知を何度か繰り返してきましたので子どもは私たち夫婦が血の繋がりの無い親と知っています。子どもが18歳になり私たち夫婦に何の話も無く児童相談所を訪れ、「自分の出自を知りたい」と言ったそうです。
良い関係を築けていると思っていたのでとてもショックです。ずっと実の親に会いたいと思っていたのかと思うと堪りません。当時の事を知る人はもう児童相談所にもいないので、 これを誰に相談したら良いのか、他の養子縁組した里親さんたちはこんな事があるのか?それをどうやって乗り越えたのか?
悩みながら日々を過ごしています。

Sさん[50代]

実子なし、特別養子縁組里親

15年ともに過ごした里子がルーツを辿る

Kさん、Sさんは里親だからこそ
経験する困難に直面しました。
しかし、
「他の里親さんとつながれない」
「自分の悩みを相談できる人がいない」

そんな状況で里親は一人で悩みを抱え込み、
里親を続けられなくなってしまいます。

里親が抱える課題 Problems

悩みや辛さを
共有できない孤独

子どもを養育している里親家庭は約4,700世帯。
子育てに悩んだ時、気軽に相談できる里親が身近にいることは稀です。

各地にある里親会では月に1回程度の交流の場を設けていますが、下記等の理由で1度参加できないと翌月まで相談ができません。

  • 交流の場まで遠い
  • 当日の天気が悪い
  • 子どもの体調が悪い

さらに昨今の感染症拡大の影響でリアルな場での交流機会が減少しており、里親たちの孤立はより深刻な問題となっています。

整備されていない里親制度

日本では、養育里親や特別養子縁組に
関する制度が整っておらず、
実子を育てる以上の苦労を
抱えています。

  • 普通の親と同じように
    こどもの行動に責任がある一方、親としての権利がない

それによって養育の質やこどもへの対応に困難が生まれてしまいます。
また、里親の養育に金銭的負担があるのはもちろんですが、制度が整っていないがゆえの想定外の負担や養育後の負担が多くあります。

このような課題があるため

4人に1人 の里親が
1年未満で
ギブアップしています

このような課題があるため

“すべての里親”の
支えとなるコミュニティ
Our Action

onelove

既存のサポートが届いていない里親を
支え、安心して子育てを続けられるように、
「ONE LOVE オンライン里親会」を
設立しました。
里親たちに「つながり」と「学び」の
機会を提供しています。

ONE LOVE オンライン里親会

ONE LOVEが果たす役割

  • 里親同士が相談し合える場の提供

    里親同士が相談し合える場の提供

    里親ならではの「日常のしんどさ」を共有・相談し、正しい情報を得られる気軽な交流の場として、オンラインイベントや交流サロンを開催しています。

  • 里子養育に必要な知識の提供

    里子養育に必要な知識の提供

    ONE LOVE オンライン里親会では、地理的・時間的制約のある里親でも参加しやすいオンラインセミナーを開催。子育ての質と継続率向上に貢献します。

  • 里親の権利向上

    里親の権利向上

    コミュニティを通じて、里親の声や現状を拾い集め、里親制度の改善を国や地方自治体に求めていきます。

  • 特別養子縁組親子へのサポート

    特別養子縁組親子へのサポート

    縁組成立後、戸籍に入り法的にも親子になりますがサポートは無くなります。本当は縁組が成立した時が“親子のスタート”なので、ここからのサポートが必要です。

ONELOVEに参加する里親さんの声

悩みがなくなり、
毎日がとても楽に

15年前に特別養子縁組が成立しました。夫と3人で暮らしています。幼少期から真実告知を何度か繰り返してきましたので子どもは私たち夫婦が血の繋がりの無い親と知っています。子どもが18歳になり私たち夫婦に何の話も無く児童相談所を訪れ、「自分の出自を知りたい」と言ったそうです。
良い関係を築けていると思っていたのでとてもショックです。ずっと実の親に会いたいと思っていたのかと思うと堪りません。当時の事を知る人はもう児童相談所にもいないので、これを誰に相談したら良いのか、他の養子縁組した里親さんたちはこんな事があるのか?それをどうやって乗り越えたのか?
悩みながら日々を過ごしています。

特別養子縁組里親 Aご夫妻

同じような経験を持つ里親仲間ができました

今まで我が家では4人の里子を迎え育ててきました。
3人目のA子が我が家に来て15年の歳月を共に暮らしてきましたが、先月、実親の元へ帰っていきました。あまりにも長い年月を一緒にいたので、A子がいなくなってからというもの、私たち夫婦は魂の抜けたような日々を暮らしていました。
地域の里親会は活動があまり無く、交流する機会も年に数回と限られているため、余り込み入った話が出来る里親仲間がいませんでした。
ある日の朝刊にオンライン里親会で里親同士が集い交流しているとの記事がありました。「今は夫婦二人の生活なので、子どもが委託されていない状態でも参加出来ますか?」と問い合わせたところ快く迎い入れてくださり、土曜日の夜に開催しているというオンラインサロンに参加しました。全国から様々な里親さんが参加し、他愛のない出来事やかなり深い相談事まで、皆さんがざっくばらんに交流しているのでとても気軽に入っていけました。
里子がいなくなって寂しいと打ち明けると、他にも同じような経験を持つ里親がいて、共感してもらえただけでだいぶ楽になりました。今では毎週のようにサロンに参加しています。

養育里親 20年目 Kさん

毎週、必ず聞いてもらえるという安心感

子どもを迎える前からオンライン里親会に登録し、サロンにも参加していました。
実際に子どもの委託の連絡があり、面会が始まると先輩里親さんが近所の小児科などは今から調べておいた方が良いよ、こういうアイテムがあると良いよ、と事前に準備出来るものを親切に教えてくださいました。いよいよ子どもと暮らし始めるとすぐに試し行動が始まり、たった3日で「自分には無理かもしれない。」「自分とこの子は合わないのかもしれない。」と思うようになりました。オンライン里親サロンに参加し、吐露すると「誰でも最初はそう思うものだよ。」というお話や「いま一番不安なのは子どもの方なのよ。その不安をあなたにぶつけてきているので受け止めてあげて」等、毎週話を聞いてもらってアドバイスをいただき、乗り越えることが出来ました。『毎週必ず聞いてもらえる』と言う事がとても安心でした。今後も困った時にはいつでも聞けるという安心感で続けていけます。ありがとうございます。

養育里親 1年目 Hさん

すべての里親が参加するコミュニティに

提供開始から約2年、ONELOVEに登録する
里親は430人になりました。
日々、里親がつながり、
相談し合っています。
しかし、私たちが目指すのは
「すべての里親が参加する」こと。
全里親が参加することで
実現できる未来があると信じています。

すべての里親が参加するコミュニティに
  • すべての里親が参加することで、
    これまで潜在化していた里親にまつわる課題が明らかになる
  • 里親アドボカシー(権利向上)活動を通じて、
    里親に関する制度が改善・拡充される
  • 安心して里親になれる・続けられる環境になり、
    里親の数・里親委託率が向上する
  • 家庭環境で育つ子どもの数が増加し、
    次の世代の虐待防止が実現する

里親、子ども、
そして、次世代の子どもたちが
幸せな社会をつくるために

すべての里親が参加し、
つながる必要があります。

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オンライン里親会 ONELOVEは
みなさまからのご寄付によって
運営されています。

あなたのご寄付があれば、
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実現のために一歩進むことができます。

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ONE LOVEにかける想い

特定非営利活動法人 日本こども支援協会 代表理事 岩朝しのぶ

特定非営利活動法人 日本こども支援協会

代表理事 岩朝しのぶ

私はこれまで、家族や全国の里親仲間のおかげで、なんとか十数年、養育里親として続けることができました。里子からは、大変さの何倍にも勝る喜びをプレゼントとしてもらっていますが一方で、里親をやめてしまおうかと言うほどの辛い経験をしました。

”里親ってなんだろう?”
”結局、何も力になれなかったのではないか”と考え、
心が折れかけたときもありました。
そんな時に、支えられたのは先輩里親の言葉でした。
みんなが同じように感じながら、
”それでもやっぱりこどもたちに寄り添いたい”
”せめて自分だけはこどもの味方でいてあげたい”
そんな風に自分を奮い立たせてここまでやっていくることができた事実があります。だから、里親には里親仲間が絶対に必要だと思っています。

260名以上に、支えていただいています。

これまで私たちの取り組みに
共感いただいた方々とともに、
ONELOVEを通して里親を
支援してきました。

伊藤 嘉余子 教授

大分大学 /
福祉健康科学部
社会福祉実践コース

伊藤 嘉余子 教授

保護者の病気や入院、経済的困難や虐待、育児放棄などさまざまな理由によって家庭で暮らせない子どもを社会で養育することを「社会的養護」といいます。
社会的養護には大きく「施設での養育」と「里親など家庭での養育」があります。子ども虐待や社会的養護、里親などに興味があるけれど、よくわからないという人、里親をやってみたいという気持ちはあるけど、あと一歩が踏み出せない人、里親にはなれないけれど、困っている子どもや里親を応援したいなと思う人、子どもや子育てに関心のあるさまざまな人がここでつながり、交流できたら、もっと笑顔の里親、子ども、家族が増えるのではないかと期待しています。

大分大学 / 福祉健康科学部 社会福祉実践コース

伊藤 嘉余子 教授

相澤 仁 教授

大阪府立大学 /
第1学系群 人文科学系

相澤 仁 教授

家庭養育優先の原則に基づき、すべての子どもが家庭の中で健幸な生活を営むためには、養育者をはじめ、子どもを取り巻く関係者が被包感のある温かな手を携えて和をつくり、子どもをパートナーとして尊重し、ともに生きていくことではないでしょうか。
そのため、養育者は「人に支援を求めることができること」「仲間と子どもの養育について共感し理解しあい、心を癒すとともに自身をエンパワメントすること」など人とつながり合い、ともに良好なコンディションで子どもを養育していくことが大切なのです。手を携えて和をつくりましょう!! 私はこの活動を推進しています。里親の皆様、この活動に参加し、子どもとつくる健幸な未来を求めて交流してみませんか。

大分大学 / 福祉健康科学部 社会福祉実践コース

相澤 仁 教授

白井 千晶 教授

静岡大学 /
人文社会科学部 社会学科

白井 千晶 教授

社会の全員が里親になるのでも、社会の全員が里親に子どもをお願いするのでなくても、里親が多い社会、里親子が暮らしやすい社会は、子育てを助け合える社会、子どもが愛される場所がある社会、多様性が尊重される社会なのだろうと思います。誰もが暮らしやすい社会なんですね。
ですから、里親さんも、里親に関心がある人も、里親さんを支えたい人も、市民も企業も、チームで関わるOneLoveプロジェクトは、里親子のためだけでなく、私たちみんなの笑顔が増える社会を作ることにもつながると思います。ぜひあなたの関わり方で、参加して下さい。

静岡大学 / 人文社会科学部 社会学科

白井 千晶 教授

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支援により行うことができた活動や実績を、しっかりと報告させていただきます。

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寄付金控除を受けることはできますか?

当団体は寄付控除対象団体ではありません。ご寄付にあたっては、税制上の優遇措置が受けられないことをご了承願います。

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はい、対応可能です。
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