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親と一緒に暮らせないこどもたちの数は?
親と⼀緒に暮らせない子どもたちを公的な責任のもとで社会的に養育することを「社会的養護」といいます。そして現在の⽇本には、社会的養護の必要な子どもたちが約42,000⼈もいます。
人格形成をする重要な乳幼児期や幼少期、大切な青年期を生きる子ども達にとって必要なものは「愛情」であり「環境」です。
子どもたちがあたたかい家庭で、
「わたしだけ、ぼくだけを見てくれる大人」に愛されながら育つ。
そんな当たり前の未来をつくるために、あなたにできることがあります。
なぜ親と一緒に暮らせないの?
年々増加する児童虐待。児童相談所での相談対応件数は、15万件を超えました。
そして、年間50人以上のこども達が【虐待死】しています。
その内50%以上は0歳で亡くなり、またその50%は『0日虐待死』と言って
この世に生まれたその日に亡くなっています。
また、こどもの貧困も大きな問題です。
厚生労働省の調査によれば、日本の子どもの貧困率(2015年)は13.9%。
さらにひとり親家庭の貧困率は50.8%と、
先進国の中でも最悪な水準だと言われています。
里親制度って何?なぜ必要なの?
幼いころから施設で育ったこどもたちは「家庭」での暮らしを知りません。
「わたしだけ、ぼくだけを見てくれる大人」の存在を知りません。
「あたりまえの愛情ある家庭」での暮らしの中で、里親からの愛情を受けることで、自分の存在が受け入れられているという安心感がうまれ、こどもたちの自己肯定感が育まれます。
また、人との関係において不可欠な、基本的信頼感も獲得することができます。
こどもたちの健全な成長のために、里親制度はとても重要な役割を果たしています。
里親家庭で暮らしているこどもの割合は?
社会的養護のこどもたち約42,000⼈のうち、
約36,000⼈が乳児院や児童養護施設で集団⽣活をしています。
⾥親家庭で暮らしている⼦どもたちは約6,000⼈、たった13.3%です。
日本では里親がまだまだ⾜りていません。
日本の乳幼児に対する職員配置基準は他の先進国に比べ最低基準であり
施設養育が中心だったため国連から3度の是正勧告を受けました。
国はここ数年にわたり改善してきましたが、
それでも1.1人の乳児に対して職員が1人という基準です。
この基準では子どもとの関わりが不十分だと、
基準を超えた職員を配置する施設もあります。
里親になるにはどうしたらいいの?
(地域によって多少異なります)
地域の児童相談所へ
連絡・相談
説明を受ける
説明を理解里親を
希望する方は
「基礎研修」を受講する
基礎を理解したうえで
「登録前研修Ⅰ、Ⅱ」を
受講する
研修終了後、施設見学・
実習(2、3日程度)
家庭訪問や
インタビュー、調査等
児童福祉審議会
にて審議
認定→登録
1〜8までで地域差がありますが約6ヶ⽉程度です。その後、マッチング→委託となります。
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