今年の7月に「里親家庭で生活するあなたへ―里子と実子のためのQ&A」を
出版された山本真知子さん。

真知子さんのご両親は里親をされていて
ご自身が小学１年生の時から里子さんとの生活がはじまったそうです。

里親家庭の実子として。

まさに当事者としての葛藤、悩み、気づき。。。
書籍には書いていないご自身の経験を分かち合ってくださいました。

30人近くの方が集まってくださいました。

今回は「里親に興味がある」という方もご参加いただけたので、申し込み段階で30人を超えていたのですが、開始時刻の10分前にアクシデントが！！

30分遅れてのスタートになってしまい、みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしました。
誠に申し訳ありませんでした。

それでもたくさんの方に集まっていただいて改めて感謝申し上げます。

里親をはじめた「里親さん」
そこで暮らし始める「里子さん」
そして真知子さんのような「実子さん」

全員が当事者。

各地で開催される里親サロンでも、里親さんと里子さんにスポットが当たることはあっても実子さんはフォーカスされることなく、ケアもない「なにもない」状態でした。

きっとこれから変わっていくことでしょう。


真知子さんの
「だれか一人でも話を聞いてくれる大人の存在があったらどれだけ違っていただろう」という言葉が刺さりました。


悩んだ時だけじゃなく「これってどうなんだろう？」「ちょっと聞いてほしいなー」些細なことを聴いてくれる人、いつでも受け止めてくれる場所。
だれにでも必要なのに、その場所がある人はとっても少ない。

里親家庭というマイノリティをもっと多くの人が知って、支え会える社会にしたい。
里親家庭をだれひとり取り残さない。

ONE LOVEオンライン里親サロンはそんな場所を目指してこれからも企画していきます！

真知子先生になぜこの本を書いたのですか？とお聞きしたら

「子どもたちが「生まれてきてよかった」といえる社会にしたい。そのためです」

とおっしゃっておられました。

「生まれてきてよかった」

だれもがそうであってほしい。

今回は里親さん、里親に興味がある人の他にも、里親家庭を支援する立場の方も参加してくださいました。

「早速今日のことを現場でわかち合います」
とメッセージくださり、大変うれしいです。

【私の行いは大河の一滴にすぎない でも何もしなければその一滴も生まれないのです。】
マザー・テレサの言葉。

忘れず、ひとつひとつ丁寧に心を込めていきましょう。

“全国の里親さんや支援者の方とこんなかたちで繋がれるのはなかなかないことで、参加者の方のご質問や視点などとても学びになりました。

書籍をまだ読んでいない方はぜひ！

里親さんのお孫さん（真知子さんのご子息（小学校高学年））のコラムが特に必見です！！！