近年、社会的養育の子どものなかで、里親家庭で暮らす子どもが増えてきています。
それは、子どもが地域で暮らす機会を保障するという意味において非常に前向きな変化だと言えます。
しかし、里親家庭で暮らす子どもは児童養護施設などで暮らす子どもと比べると、実親と交流をする機会が少ないことが分かっています。
このことは、子どもが里親家庭で暮らしている間のみならず、自立した後にも影響を与えるといえます。
そこで、本シンポジウムでは、里親家庭で暮らす子どもと実親との交流を実現するために欠かせない「里親と実親の協働」について これまで積極的に実践されてたお二人を迎えて、現状と今後の展望についてのディスカッションを行います。
[登壇者]
○音山 裕宣氏
(川崎市多摩区役所保護課(多摩福祉事務所ケースワーカー/元児童相談所児童福祉司) 「実親を含めたチーム協働養育を実践するために」
○中村 みどり氏
(NPO法人キーアセット福岡事務所/Children's Views & Voices 副代表) 「子どもが地域で育ち続けられるために~里親の新たな役割~」
[モデレーター ]
中村 正
(立命館大学産業社会学部・人間科学研究科 教授)
[司会進行]
徳永 祥子
(立命館大学衣笠総合研究機構 准教授)
Zoom
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