第1回　里親支援機関おむすびについて｜大阪乳児院里親支援機関おむすび

Supported by

マンスリーリレーコラム

HOME
お知らせ
第1回　里親支援機関おむすびについて

2020年10月09日

第1回　里親支援機関おむすびについて

マンスリーリレーコラム企画10月を担当させていただきます、大阪乳児院里親支援機関おむすびです。私たちの取り組みについてご紹介させていただく前に、このような機会をいただけたことに感謝申し上げます。

大阪乳児院は社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会中津病院内にある施設で、JR大阪駅から徒歩7分、都会のど真ん中という立地にあります。

定員は70名、病院併設型施設として、他の施設では受け入れの困難な障がい児や病虚弱児を積極的に受け入れながら、健常児と障がい児・病虚弱児の統合保育を行っています。
家庭的養育が推進される中、遅ればせながら大阪乳児院も小規模ユニット化に向けて11月より縦割り構成での小規模ケアを開始し、3年後に移転を予定しています。

当院の現状は家庭に近い環境設定とはいえません。それでも、愛着形成にとって大事な時期の子どもたちとの関わりを大切し、次に養育環境が変化するときに少しでも子どもたちの負担を減らすことが、私たちにできる乳児院での養育に必要なことだと思っています。

里親支援事業　活動スタート

国を挙げて里親委託が推進されるようになり、平成24年から大阪乳児院も里親支援専門相談員が配置されました。

子ども家庭センターを中心に他施設の里親支援専門相談員と連携しながら里親制度の啓発活動を行う中、平成28年の児童福祉法の改正、また新しい社会的養育ビジョンの実現に向け、大阪乳児院として何ができるのか、どんなニーズがあるのか、子どもにとっての「最善の居場所」を明確にし、最優先で組むべきことを乳児院内で協議した結果、平成30年9月より里親支援機関（Ｂ型）「おむすび」として事業活動を開始することになりました。

しかし私自身が、里親支援の職に配置され、まだ数か月あまり。里親支援専門相談員の役割や業務内容をなんとなく理解したばかりで経験も浅く、右も左もわからないままの見切り発車でした。
最初にぶつかった壁は管轄問題です。大阪乳児院は大阪の玄関口である大阪市北区の立地にありながら、府の管轄の施設です。大阪市内での広報活動は管轄外となります。
Ｂ型（地域型）支援機関としてどこの地域で広報活動を行ったらよいのか…。そんな手探り状態からのスタートとなりました。

次回はおむすびの取り組み「広報活動」についてをお届けします。

大阪乳児院里親支援機関おむすび

大阪乳児院は社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会が運営する定員70名の施設です。病院併設型施設として、他の施設では受け入れの困難な障がい児や病虚弱児を積極的に受け入れながら、健常児と障がい児・病虚弱児の統合保育を行っています。小規模ユニット化に向け、3年後に移転予定です。平成24年から里親支援専門相談員を配置し、平成30年9月より里親支援機関「おむすび」として事業活動を開始しています。

団体概要

団体名	社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会　大阪乳児院
連絡先	大阪市北区芝田2丁目10番39号電　話：06-6372-1602 メール：osaka_nyuujiin@nakatsu.saiseikai.or.jp
ご寄付・ご支援の窓口	大阪乳児院事務所まで
ホームページ	http://www.nakatsu.saiseikai.or.jp/nyujiin/
SNS	里親支援機関おむすび Twitter　／　Instagram　／　Facebook