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はじめまして!令和2年10月に京都市の下京区に新しくできました
【きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ】です。
マンスリーリレーコラムにお声かけいただき、ありがとうございます。
全4回にわたって、京都市の社会的養育を必要とする子どもたちの暮らしの場を支える取り組みの中での,私たちの役割について紹介していきたいと思います。
第1回目は、『ほっとはぐ』についてです。
最後までお読みいただけましたら幸いです。
令和2年、京都市児童相談所に新しく「里親養育支援係」が設置され、里親養育包括支援機関として京都市における里親支援体制の編成が行われることになりました。
それに伴い、京都市の11行政区のなかで、京都市の児童養護施設及び乳児院が設置されていない下京区・中京区・南区・伏見区(醍醐支所・深草支所含む)の4行政区の里親支援を担う「ほっとはぐ」が誕生しました。
月曜日から木曜日までは、児童相談所と協働しながら、里親養育支援のための活動として、リクルート活動から家庭訪問支援、電話相談、里親家庭養育応援会議、里親サロンの開催や研修会などを実施しています。対象地域が広範囲にわたるので、母体の社会福祉法人積慶園の里親支援専門相談員と一緒に活動しながら進めています。
金曜日から日曜日までは、各区役所・支所の子どもはぐくみ室からの依頼を受けて、子育て支援短期利用事業(ショートステイ)として2歳から小学生の子ども達を預かっています。
日帰り~2泊3日の短期間の預かりではありますが、事前の見学から利用前後の来所の際には、保護者の方のお話を丁寧に伺いながら、親子ともに安心して「ほっとはぐ」を利用していただけるよう心がけています。
京都市では、約400人の子ども達が、親と離れて施設や里親家庭で暮らしています。
なぜ自分は親と一緒に暮らせないのか、なぜ施設に里親家庭にいるんだろう・・子ども達は多くの疑問や問いの中にいます。それは、丁寧に明確に答えてもらったとしても、すぐにおさめられるものではありません。
成長の過程で、漠然とした不安や言い表せない悲しみ、傷つきが何度も何度も襲ってきます。
それは施設であっても、里親家庭であっても、です。
そんな子ども達には、子どもと共に生き、喜びも悲しみも一緒に経験するなかで、一つずつ、<大丈夫>とおさめていけるよう、傍にいる大人の存在がかかせません。
あたりまえの暮らしのなかで、いろいろな人と出会い、大切にされた経験が、子どもとその傍にいる大人を支えます。気の置けない友人はもとより、幼稚園や学校の先生、学童の先生やお友達の保護者、塾や習い事の先生なども、大きな支えになります。
そんな大人との出会いがどの子ども達にも訪れることを願って、「ほっとはぐ」は活動しています。
子ども達が、安全な環境で安心して生活し、子ども時代をとことん楽しみ、大人へと成長する過程に希望と期待が持てる地域社会をつくることは、子どもをはぐくむ私たちの使命だと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域で子どもをはぐくむ新しいカタチを模索しながら歩みだした「ほっとはぐ」。
第2回は、『「ほっとはぐ」における里親養育支援の取り組み』についてです。
お楽しみに☆彡
きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ
里親支援機関として<里親サポートセンター青い鳥>を運営していた社会福祉法人積慶園が、令和2年10月より、京都市から新たに委託を受けて【きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点(ほっとはぐ)】の運営をスタートさせました。市内で市所管の児童養護施設・乳児院がない地域(下京区・中京区・伏見区・南区)を対象に、里親支援機能及び子育て家庭の一時的な休息のためのショートステイ機能を併せ持つ、身近な地域で子どもと子育て家庭を支える京都市初の取り組みです。
京都が誇る「はぐくみ文化」を継承し、すべての子ども・子育て家庭の笑顔があふれるまちづくりを目指し活動しています。
団体概要
団体名 | 社会福祉法人 積慶園 きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ |
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連絡先 | 電 話:075-202-1733 メール:kyoto-fcss@hot-hug.com |
ホームページ | https://www.hot-hug.com |
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