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令和2年10月に開設したほっとはぐですが、名前の長さに比例して、様々な取り組みを行っています。
大きな柱は、里親支援と子どものショートステイです。
里親支援は、これまでもお伝えしてきたように、青い鳥で培ってきたものを活かしながら、里親家庭で子どもが安心して生活し、成長できるよう、里子と里親の双方を支えることを目指して、家庭訪問や里親同士が気軽に集えるはぐくみカフェ等を行っています。
そしてもう一つの大きな柱が、子どものショートステイ。
様々な理由で、支援が必要な家庭は多くなっているけれど、ほとんどの子どもが在宅で、支援が届いていない現実が多くあります。
それは、児童館や放課後ディの利用状況からも感じられます。
昨年度より、育児疲れからのリフレッシュを理由にショートステイの利用が認められるようになりました。これにより利用のハードルは少し下がったように感じています。
ただ、まだまだ、知る人ぞ知る‥といった感じが否めません。
京都市では、昨年度、ほっとはぐの開設とともに、広報する機会を多く持っていただきました。そして、これからは、ほっとはぐだけでお子さんを預かるのではなく、地域の里親さん家庭にて預かっていただけるよう、コーディネートしていくことも始めていく予定です。
里親(京都市では、はぐくみさんと呼んでいます)が社会的養育者として、里親家庭を地域の福祉資源の一つとして位置づけ、その里親子を行政とともに、これまで地域福祉を担ってきた施設が役割の一つとして、支えていく仕組みづくりを丁寧に一歩ずつ‥です。
ほっとはぐでは、青い鳥として里親トレーニング事業も担っています。
法定研修はもとより、今年度は未委託里親さん向けに様々なテーマを設け、年間通して学べる研修会を設定しました。すでに委託を受けてくださっている里親さん向けには、<安心感の輪子育てプログラム>や<フォスタリングチェンジプログラム>などを開催しています。
京都で働く施設職員は、日ごろから研修に参加する機会に恵まれています。里親さんにも同じように、スキルを身につけていただかなくては!ということではなく、子どもとかかわる中で、沸いてきた疑問やもっと子どものことを知りたい、理解したい、という思いを持たれた時に、一緒に深められる機会があるといいなぁと思い、提供させていただいています。
毎回多くの方が参加してくださり、子どもたちのことをこんなに考えてくださる方々がいてくださることに嬉しく、また頭が下がる思いでいっぱいになります。
ほっとはぐの愛称は、市民の皆様による公募にて274件の中から、決まりました。
親しみやすく、温かい気持ちで子どもたちを包み込むような器でありたいと思います。
毎月開催している<はぐくみカフェ>は、現在コロナ禍で多くの方の参加はしていただけない状況が続いておりますが、気軽に誰もが立ち寄れる、そんなカフェを目指しています。
既に利用も始まっていますが、これからはもっともっと、はぐくみさん同志がほっとはぐを活用し、サロンを行うことなどにも繋がっていければ、と思っています。
きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ
里親支援機関として<里親サポートセンター青い鳥>を運営していた社会福祉法人積慶園が、令和2年10月より、京都市から新たに委託を受けて【きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点(ほっとはぐ)】の運営をスタートさせました。市内で市所管の児童養護施設・乳児院がない地域(下京区・中京区・伏見区・南区)を対象に、里親支援機能及び子育て家庭の一時的な休息のためのショートステイ機能を併せ持つ、身近な地域で子どもと子育て家庭を支える京都市初の取り組みです。
京都が誇る「はぐくみ文化」を継承し、すべての子ども・子育て家庭の笑顔があふれるまちづくりを目指し活動しています。
団体概要
団体名 | 社会福祉法人 積慶園 きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ |
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連絡先 | 電 話:075-202-1733 メール:kyoto-fcss@hot-hug.com |
ホームページ | https://www.hot-hug.com |
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