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こんにちは!
【きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ】です。
第2回は「里親養育支援について」お伝えしたいと思います。
最後までお読みいただけますと幸いです。
京都市が所管する施設には7つの児童養護施設と2つの乳児院があります。その全ての施設に里親支援専門相談員が配置されています。
青い鳥が里親支援機関として活動していたこれまでは、里親支援専門相談員の業務は施設から里親家庭に移行する際の支援を主な業務とされていました。広報啓発活動や里親さんとの交流事業などのサロン活動などは地域を4ブロックに分けて、施設担当を振り分けて活動を行っていましたが、里親養育支援の軸は児童相談所と共に動く青い鳥にありました。
今年度、児童相談所に里親養育支援係が設置されフォスタリング機関となり、青い鳥が里親トレーニング事業を担うことになったことで、京都市の里親養育支援体制は、大きく編成しなおされることになりました。
戦後から長い歴史のなかで、社会的養護を必要とする子どもの養育を担ってきた施設が、施設に措置された子どもだけではなく、地域で暮らす子どもたちの福祉に積極的に携わる転機となりました。
里親支援専門相談員が施設を飛び出して、地域の要保護児童の担い手となる里親を開拓し、健全な養育が全うできるよう、施設で培ったノウハウを活かし里親家庭を応援できるチーム養育体制ができたことは、京都市の里親養育支援の強みです。
毎月2回実施される里親支援連絡会議には、フォスタリング機関としてチーム養育を包括的にコーディネートする児童相談所をはじめ、施設長会から複数の施設長の出席を頂きながら、各施設の里親支援専門相談員、青い鳥、ほっとはぐのメンバーが集います。
施設にはその施設ならではの強みがあり、メンバー一人ひとりの経験や考え方、捉え方も異なります。子どもを中心に置き、その子どもの将来を見据えた人生の選択に携わることは、簡単なことではありません。
何を感じ、どう考えるのか、社会的養護を必要とする子どもたち一人ひとりの未来に思いを馳せ、携わるものとしての責任を持ちながら、発信していく力が求められます。施設内だけではない、広く共有できるビジョンが持てるかが鍵となります。
子どもたちに、そしてその保護者も含めて全力を尽くし向き合ってきた施設職員だからこそ、出来ることがある、と思っています。
子どもたちも里親も、ともに出会えてよかった、と思えるように、そして、里親としての生き方を選択されたことが、よかった!と思えるチームの仲間が、もっともっと増えていくよう、一歩一歩丁寧に、歩んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、じわじわ広がりを見せてきた『広報啓発活動の取り組み』についてです。
結構、力入れてます☆彡
きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ
里親支援機関として<里親サポートセンター青い鳥>を運営していた社会福祉法人積慶園が、令和2年10月より、京都市から新たに委託を受けて【きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点(ほっとはぐ)】の運営をスタートさせました。市内で市所管の児童養護施設・乳児院がない地域(下京区・中京区・伏見区・南区)を対象に、里親支援機能及び子育て家庭の一時的な休息のためのショートステイ機能を併せ持つ、身近な地域で子どもと子育て家庭を支える京都市初の取り組みです。
京都が誇る「はぐくみ文化」を継承し、すべての子ども・子育て家庭の笑顔があふれるまちづくりを目指し活動しています。
団体概要
団体名 | 社会福祉法人 積慶園 きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点 ほっとはぐ |
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連絡先 | 電 話:075-202-1733 メール:kyoto-fcss@hot-hug.com |
ホームページ | https://www.hot-hug.com |
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