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里親家庭に委託された被虐待経験がある子どもの行動について、
その行動をどんな風に考えれば良いのか、いろんな考え方があるということ、
子どもへの対応について一緒に考えていきました。
今回の講演者
奥山眞紀子 氏
日本子ども虐待防止学会理事長
講演内容① 「子どもの行動の背景」
奥山氏が出会った子どもたちの行動をあげてくださいました。
・怒り出すような場面でないのに突然怒り出す
・パニックになって大泣きをする
・集中力に欠ける
・ハイテンションになっても止まらずに話し続けちゃう
・一つの話をしているのに急に別の話をしだす
・優しくしようとして近づいているに受け入れようとしない
・急に人が変わったようになっちゃうん
・時々ぼーっとしていて何か聞いていない
この他にもありますが、このような子どもたちの行動に、私たち大人はどうなるでしょう?
「困った!何これ!このまま大きくなったらこの子が困る!なんとかしなくちゃ!!」と思って、行動そのものだけをなんとかしようとすることもあるかもしれません。
奥山氏のお友達のFacebookに載っていた言葉を紹介してくださいました。
“暴れる子供が教えてくれたこと・・・怒ってたんじゃない、困ってたんだ
私達はわかっているフリしてホントは何もわかっていないのかもね”
子どもの行動だけを見ていてはわからない。
怒るとぼーっとしたような感じになって全然聞いていない子どもに「こっち向きなさい。ちゃんと聞きなさい」と言ってるだけでその行動が治るかっていうとほとんど治らない。
「何故?」と考えてみましょう。
すぐにはわからないし、わからないで終わる確率もあります。
「何かあるよねっ、というふうに思ってみる」ということが必要だといいます。
視点:アタッチメントの問題という視点、トラウマの視点
2つの視点で見ていくことで読み解けることもあります。まずアタッチメントとトラウマについて考えていきます。
お腹がすいた赤ちゃん(危機的状況)は泣くことによって保護者を近づけます。
赤ちゃんにしてみれば、泣くことで保護者(アタッチメント対象)を近づけます。そしてケアを受けることによって餓死の危険から逃れます。
赤ちゃんは自分から近づいていけません。
近づける行動をとる⇒ケアを受ける⇒餓死の危険から逃れる守られたことで安心感が生まれる⇒保護者を信じる⇒周りの大人を信じる⇒だれかが守ってくれると信じることができる。それは自分の周りに皮膜ができているようなもので、そうすると、何かの刺激があっても皮膜がクッションとなって自分を守ってくれます。
「守ってもらえる」ということを信じていない場合、皮膜はなく、剥き出しになってしまいます。そうすると、ちょっとした刺激でもクッションがないのですぐに傷になりやすくなります。トラウマというのは「傷」のことを意味します。つまり、アタッチメントの問題があると傷がつきやすくなるのです。
愛着の問題とトラウマの悪循環が起きてきてしまうと、誰にも守られない、安全ではない自分ができ上がってしまうのです。
虐待、ネグレクトなど養育上の大きな問題があるときに下記のような影響が出ることがあります。
【アタッチメント形成不全ートラウマの5大影響】
・人を信じられない
・自分で自分を守ろうとする臨戦態勢の維持
・フラッシュバック(光景と感情が浮かんでいる)、再演(繰り返しやってしまう。虐待の再演)
・乖離(今の自分じゃない自分になってぼーっとしてしまったり、違う自分を作り出すということがある)
・自己調節不全(自分を調節することが難しい)
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
人を利用するということは割とやるけれど人との情緒的なつながりが薄い。
施設などで担当の先生が変わると、その人のことをコロッと忘れたように次の人に乗り換えてしまうということがよくあります。周りとしては「自分は信じてもらえていない」という心地の悪さを感じることにも繋がります。
■常に周囲の刺激に敏感になる
⇒刺激に敏感⇒注意があちこちに向けられる⇒集中力の低下
■戦う(fight)か、逃げる(flight)か、凍り付く(freeze)か
⇒興奮しやすい、攻撃が多くなる、固まりやすくなる
■その場、その場の生き残りに精一杯
⇒つながりが少なくなる
⇒しつけができにくい
アタッチメント障害の子さんは大きな報酬も小さい報酬もほとんど脳が
働いていないということが脳科学でも実証されています。
そういう環境(不適切な養育環境)だからこそ、脳が適応したもいえます。これは脳が問題ではなく、環境を変えれば変わってくるのです。
・トラウマ体験の何らかのリマインダーが子どものフラッシュバックに繋がる
例)「おまえ!」と怒鳴られて殴られていた子どもは、友達の親しみのある「おまえ」という言葉でもフラッシュバックして、相手を殴ってしまうこともある。急にパニックになったり、行動が変わる子どもには、何が「地雷」になっているのかを探ることが必要
・トラウマ体験の再演
受けた虐待を他人にする
・怒られるとボーとしてしまう
・加害者が見える、加害者が近くにいるように感じる、加害者の声が聞こえることがある。
「自分で自分を傷つけろ」「自分を殴っちゃえ!」という声が聞こえるという子どももいます。
留置所にいる加害者(父親)が一時保護所にいる自分のすぐそばにいるように感じて寝られないという子がいました。
担当者がその子に「お父さんに「ここはあんたのいるところじゃない、出ていって」って言おう」という話をしたらその子は実践してそれから声は聞こえなくなりました。
自分を調節して安定化することができない。 感情、身体、行動、認知、関係性、自己感の調節が困難で、心身の安定を保つことに問題が生じる。
こんな研究結果があるのをご存知でしょうか?
逆境的小児期体験(ACEs)の研究について
逆境的小児期体験とは、小児期における被虐待や機能不全家族との生活による困難な体験のことで、大人になってから心身の健康に影響を及ぼすという研究結果が出ています。
<虐待>
①心理的虐待
②身体的虐待
③性的虐待
<家族の機能不全>
④物質中毒
⑤精神疾患
⑥母親/義母への暴力
⑦家庭内での犯罪行動
逆境的小児期体験の将来への影響について
が多い人は精神的な問題だけではなく、身体的な問題も起きてくるそうです。
驚くべきことに、問題は寿命にまで影響していました。
逆境的小児期体験が10項目中6項目ある人は、そうでない人に比べて寿命が20年近く短いという結果が出たのです。
この結果に、多くの人が驚いたと同時に、子どものころの対応が一番大切だということが、世界中の人が思ってきていることだと伝えてくださいました。
講演内容② 「どう対応するのか」
まず、問題行動への見方を変えることについて
・「困った行動」から「きっと理由がある」へ見方を変える
・行動には背景があるということを理解した上で今この行動をなんとかしよう.
・多くの理由はサバイバルのために身に着けた行動なのでちょっとやそっとでは変わらない。
簡単に褒めたり、叱ったりは効きにくい
全体として長期で見ること、問題行動にはなにかしら背景がある、と見るということが重要ということを何度も仰っていました。
まずはアタッチメントの側として子どもが安心できる環境を与え続ける。「捨てない」という安心感が子どもにとって最も重要だといいます。
子どもの強みを本気で認める。「すごいとこあるじゃん!」と本気で認める。
口先だけではダメ。本気で自分が思わないとダメ。本気という言葉が何度も出てきました。
「本気」というのは奥山氏も大切にしていることで、自分の気持を動かすような治療者じゃないと治療を受けている人が心を動かすことはありえないと思っていると仰っています。
安心な環境を体感すると、子どもは自身の過去を話し出すかもしれません。その時に「お子さんの過去と向き合うということを避けない方が良い」と奥山氏は言います。続けて「想像を絶するような過酷な体験をしている子もいます。里親さんは聞きたくないって思ってしまうことがあると思うんですけれども、子どもが何か話し出したときは、子どもが大変な思いをして生き抜いてきたということに関してやっぱり向き合ってあげるっていうことが必要。できるだけ動じずに聞いてあげるって言うことができたらいいなぁと思います。」ということでした。
奥山氏も子どもの体験を聴いていて気持ちが悪くなってしまった体験があったと言います。「でもそこは動じずに聴いてあげる。それが子どもの安心感につながるのです。」
大人があたふたしてしまうと子どもたちはそれから話そうとしなくなるそうです。
安心感というのは何度も出てきましたが、日常の生活の中でも子どもと里親さんが一緒にリラックスする感覚を感じて、感じたことを「この力が抜ける感覚がいいよねー」などと、言葉にして共有し「リラックスできる感覚を育ててあげてほしい」といいます。一緒にお茶を飲んだりアロマや足湯、お互いのマッサージなど、、、方法はいろいろありそうですね。
時々「感覚」が育ってないなという子どもがいるそうで、その場合は、熱い、寒いの感覚を言葉にする対応も必要だそうです。例えば冷たいものを触って「冷たいね」という風に言ってあげたり、「今日は暑いね」「昨日に比べて寒いね」などの話しかけを多くしたり、その上で「今日は楽しかったね」などの嬉しいとか悲しい、楽しいについても多く語りかけると、一緒の感覚というのが育っていくそうです。
虐待を受けた子どもと生活することで起きることとして、2つのことをお話くださいました。ひとつは里親さんが子どもの話を聞いて、自分が受傷するという代理受傷。ふたつめは虐待を受けた子どもと暮らしていく中で、思ったようにいかなかったり、自分がどうしていいかわからなくなってうつ状態になることがあるということでした。
里親さんがこのような状態になると、ご自身にとっても、子どもたちにとっても良くないことです。だからこそ、早めのセルフケアを忘れずにしてほしいと講演を締めくくられました。
参加者からいただいた質問
未就学児でも凶暴で、里親が疲弊している
お子さん自身をみないとわからないところはありますが、
暴れているのには理由があるわけですよね。何か暴れるきっかけがあるのか、そうじゃないのか、いろんなことがあると思います。すごい体験をしてきたお子さんで攻撃性のひとつとして排泄を使う場合もあります。
とにかく、里親さんは限界を超えないように。限界を超えてしまうと良い対応ってできないですよね。
家の中で何かを壊したり投げたり、そういう状態でだれかに相談していないとしたら、それはまずいと思います。
引き受けたからにはなんとか頑張んなきゃとか抱え込まないで欲しいですね。
急にはなんとかならないかもしれないけれど、一緒にそのお子さんの背景を「なんでそんなことするのかな」と一緒に考える人がいるだけでも違うのではないでしょうか。
「じゃーどうしよっか」と話し合える場所があると随分違います。そうしていると子どもさんが変わってくるということもあります。里親さんは相談先を持つことが大切です。
フォスタリング機関に相談をして解除になったケースがあると聞くが・・・
私自身が出会ってないのでよくわからないですが、
里親担当はいるけれど、心理面でケアできていないのかもしれない。
社会的養護全般の問題としてケアがちゃんとできていないということもあります。
「虐待された子どもを保護しました。預かりました。生活の場を整えました。はいおしまい。」という風になっている。
たとえば、子どもが虐待を受けて傷ついていました。お父さんお母さんと話し合うなどして、お父さんは我慢して叩かないようにしました。はい、おしまいなんです。
それまで叩いてこられたことによる子どもの傷つきをどうしようかっていうところまでは話がいかないんです。
虐待があるかないかだけで考えている。心理的ケアにつながっていっていない。これからのところですね。
いきなり面会もなく里親委託。これってPTSDにならない?
乳幼児期でも環境の変化は感じています。
特に一時保護の時というのが一番ケアが必要な時期。
幼児さんは一日だって家から普通が離れないですよね。家から離れる旅行するというのはもう少し後で、年長さんで一日保育があったりするぐらい。にもかかわらず、何日も家から離れるなんていうのは初めてのことでそれは大変なことですよね。そういうことを考えると、一時保護が子どもにとって一番大変な時期。逆に言うと、だからこそ里親さんにお願いできるのがいいのかなと私は思っています。「家とは違うけどお友達の家のような所にお泊りなんだ」と考える方が、子どもにとってはまだわかりやすいかなと思います。そういう気持ちでケアしてくだされば凄くいいのではないかと思います。
お風呂は何歳まで一緒に入っていいですか?
同性でも異性でも子どもが嫌がったらやめるというのはまず大前提です。
「お母さんは一緒に入って洗ってあげたいって思ている」など気持ちは伝えてもいいと思う。
異性である場合は、自分のお子さんと同じだと思わないほうがいいですね。自分の子どもだと、小さい時から一緒に入ってるので延長線上なので子どもの方も異性としては見ません。
0歳で里親さんのところに来た場合も同じです。
一方、自分は里親さんのところへ来たというのがわかっている年齢のお子さんに対しては、同じではないと考えた方がいいと思う。
気になる年齢の少し手前で「ひとりで入る?」と聞いてあげてもいいと思う。ただ、それが「捨てられる」と思われても困るので「あなたが一緒に入りたかったら一緒に入るよ」と伝えてあげると安心するかもしれませんね。
思春期が4年生5年生ぐらいだからそのあたりでは手放すという感じは持っておいたほうがいいです。
虐待されていても実母を慕うことがあると聞いたことがあります。委託されても両親の方へ向いていてなかなか心を開いてくれないのでは?
お子さんによりけりです。
私も以前は「子どもは実親を望むよなー」と思っていたけれど、最近自分から逃げて「実親の元には帰りたくない」というお子さんがだいぶ増えてきたような気がします。あんまり昔の神話を信じすぎる必要はないと思います。ただ「ここは仮のお家で実親さんのところへ戻ればすべてが解決する」ぐらいに思っている子どももいないわけではないです。
あくまでも里親さんは代替養育、お母さんに取って代わる存在になろうとする必要は全然ありません。実親はお母さん、里親さんはママと呼び方を代えているお家もありますね。
子どもの中で両方の居場所ができればいいんだと思います。
独身で里親になれますか?子どもにとってどうなんでしょう?
独身で里親さんになられる方はたいていお仕事をされていますよね。その場合、乳児さんは難しいかもしれないですが「絶対にこういう人は無理」ということはないです。
ただ、子どもが学校に行っていても不登校になることもありますよね。同性異性の問題もあるのでそういうことも考えて、こういうケースもあるという事は分かっていただいておいた方がいいのかなと思います。そして、誰かカバーしてくれる人が少ないのだとしたら、自分のキャパシティを考えて、こういう子どもだったらお引き受けしますということを児童相談所にきちっと話をされてお引き受けになる方がいいのかなと思います。独身の方が里親になってくれるのは子どもにとって全然悪いことじゃありません。
奥山先生ご自身の精神状態をどのように保っているのでしょうか。
一番は仲間じゃないですかね。
私もしんどくなると電話して話しちゃう。色々聞いてもらうことでかなり違います。
実子に対して攻撃的になる里子さんへの対応、実子さんへの対応
新しい赤ちゃんが生まれる時、上のお子さんがヤキモチをやくように、新しく一緒になる子ども同士がお互いにヤキモチがでてきて当然。
その気持をどう受け止めていくか。
攻撃をやめさせるというのではなく、気持ちを理解してあげるのが必要。
里子は「なんで自分だけ人の家に来なきゃいけないの」みたいな気持ちは当然あります。でも実子さんが悪いわけじゃない。実子さんにもサポートが必要。
なんとか仲良くさせようとしなくても、一人一人の気持ちを聞くことで子どもたち
同士での解決っていうのが出てくると思います。
子どもってそういうポテンシャルを持っているので「こうしなさい。ああしなさい。
こう言ってあげるといいわよ。」みたいなことを言う必要はなく、それそれの気持ちを
受け止めていくことだろうと思いますね。
長期委託の里子が次の里子さんが来る時に「大丈夫」と言っていたのに、実際里子が来たら「やっぱり嫌だ!」となったケースもある。「大丈夫?」「いいよ」だけじゃなくシミュレーションをするぐらいなつもりで少しじっくり話をする時間をもつことが必要です。
転校も同じで「転校してもいい?」「うん、大丈夫!」というやりとりがあっても、実際に転校すると問題が起こることはある。子どもたちってすぐに「大丈夫だよ」と言ってしまうことがありますよね。それは子どもだけじゃないかもしれませんが。
例えば転校するときだったら、事前に何がいい面で何が悪い面か細かく丁寧に話し合っておくことが大切。思春期など、話を聞いてくれない時期なら、お手紙で「あなたがこんな気持ちになるんじゃないかって心配しているよ」と書くのもひとつかもしれない。
発達障害ではないのに虐待を受けて発達障害のような行動がでることはありますか?
発達障害あり、なしで考えないほうがいいと思う。
障害なのか複雑性トラウマなのかと病名をつけることに一生懸命になるのではなく、彼らの困っていることは何なんだろう。それに対してどう考えてあげるのがいいんだろう、それに対してどうしてあげるのが良いのか一つ一つ考えていくしかないのかなとは思っています。
発達障害でも複雑性トラウマでも「初めてのところが苦手」ということがあって対応はそんなに変わらない。
あらかじめ小学校に行く練習を何回するなど、安心させてやっているうちに徐々に変わってくる。あとからやっぱり発達障害というよりもアタッチメントの問題で考えたほうが良かったんだなということもある。
最後に
いろんな方が社会的養護のお子さんたちに目が向いてきたと思います。 1990年代には医者でこういう分野に進む人は少なかった。 里親さんにはなれないけども里親さんを支援したいという人も多い。 社会的な資源は思ってもみないところにあるんじゃないかと思っています。 里親さんにはなれないけれど、里親さんのサポート隊になりたいという人達も大切な資源。 地域の医師、心理士さんなどもいますし、里親さんが思いを吐き出せる場所があったらいいと思います。
コーディネーター相澤先生よりコメント
問題を家の中で抱え込まない。これが極めて重要ですね。
例えば施設で何か問題が起これば必ず施設全体で話をするわけですよね。そこにいる人たちとみんなで協議をします。直接関わる人だけではなくて、違った専門から見てもらうということがすごく重要でこれからのチーム養育としては当たり前なんだと、里親はそのぐらいのつもりで 、逆に委託を受ける時にそういうことは起きるんだという大前提に考えて委託を受ける。そういう意味ではフォスタリング機関、児童相談所は困ってから行くのではないですね。委託を受ける時から「こういうことがあったら連絡しますよ」と約束をする。
預かって何かあったら里親さんの責任、そんな風に捉えられることが間違っていて、問題についてはきちっとみんなで協議して考えているんだと、そしてその背景を関係者がきちっとわかっているということが大切です。
奥山先生が言っているようにすでに子どもは困っているんです。自分の行動を止めたいんですよ、どうしていいか分からない。
自分でどう止めていいかわからなくて困っているというのが子どもたちの本音です。
子どもたちは環境の中で生き抜く術としてそういうものを身につけてきてしまったので、そうでない生き方をどうやって身につけたらいいのかわからないという面もあります。
大変な状態になっているのに養育しているのは里親さんも疲弊しますし子どもにも良くないので、そういったときはどうするのかということも含めてあらかじめちゃんと考えて委託を受けることが重要だと思います。
里親さんにはレスパイトを積極的に使ってもらいたい。違った里親さんに預けてアセスメントしてもらうこと、子どもたちも他に行くことによって自分の里親家庭がいかに過ごしやすいところか、他を知ることで気づくこともある。
社会資源を有効活用し、ネットワークコミュニティで育てましょう。
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講師長田淳子 氏
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