バーナードホームとは、
1867年、トーマス・ジョン・バーナードによって設立されたイギリスの孤児院です。
当時、イギリス国内だけでなく、
南アフリカやニュージーランドなどにも100以上の施設が展開され、
先進的な取り組みとして「小舎形式」を取り入れるなどの活動が行われていました。
日本の石井十次も、岡山孤児院の設立にあたり、
このバーナードホームをモデルにしています。
1970年代になるとイギリスの社会的養護の状況変化を受けて施設は解体され、
現在では「バーナードス」という名称で、
里親支援や養子縁組、障害をもつ子どもの支援などを行う
児童福祉のチャリティ団体として活動を続けています。
トーマス・ジョン・バーナードは、
イギリスの社会福祉および児童福祉活動に尽力した人物であり、
画期的な児童養護施設「バーナードホーム」を設立した人物です。
彼は孤児や路上で暮らす子どもたちの施設保護にとどまらず、
里親制度の支援にも力を注ぎ、児童福祉の分野で世界的な影響を与えました。
バーナードスは30年以上前に孤児院の運営を終了しましたが、
創設時の価値観は現在も変わっていません。
1867年以来、
バーナードスの活動内容は時代に合わせて進化し続けていますが、
困難な状況にいる子どもや若者を支援するという使命は変わらず維持されています。
1960年代に従来の孤児院や施設の運営を終了し、
1989年には最後の伝統的な施設も閉鎖されましたが、
現在も3つの寮制の学校が引き続き運営されています。
今では孤児院としての施設は運営していないものの、
バーナードスはイギリスの子どもたちを支える代表的な慈善団体として、
毎年20万人以上の子どもや若者、家族へ直接的な支援を提供しています。
全国にわたる活動として、
虐待を受けた子どもたちへのカウンセリング、
里親や養子縁組の支援、職業訓練、
障害のある子どもたちの支援プロジェクトなどを行っている状況です。
ガイドブックをシェアする
“心の支え”となるコミュニティ
ONE LOVE オンライン里親会は、里親が抱える日々のつらさやしんどさ、喜びを共有できるコミュニティとしてすべての里親をサポートします。
オンライン里親会は、無料で参加いただけます
メンバー登録をするはじめて知った里親の方へ
ONE LOVE オンライン里親会とは里親や次世代の子どもを支えたい方へ
寄付で支える