画像:特定非営利活動法人 NPO Babyぽけっと(https://babypocket.net/)
第2種社会福祉事業として茨城県で届出し、活動する団体です。
・守れ 小さないのち
・つなげ 親たちの輪
・生かせ 親子の絆
をモットーとして掲げ、予期せぬ妊娠や経済的な事情などにより、出産しても子どもを育てることはできないが、産まれてくる子どもには温かい家庭で幸せになって欲しいという実親達の願いと、子どもに恵まれず、それでも赤ちゃんを授かりたいと願う養親夫婦を、特別養子縁組の仲介・あっせんという形でサポート。熊本の慈恵病院(こうのとりのゆりかご)と連携したベビ-救済も行っています。
●新生児や0歳児が中心
委託する子どもは、ほとんどの場合が新生児や0歳児。ダウン症児や障がい児、病児の場合でも普通に生活ができれば受け入れしています。審査を通過し、養子該当待機状態に入ると、平均6カ月以内に該当が出るのが通常です(稀に歳児の該当がある場合もあります)。養親の都合で子どもを返すことはできません。
●委託後の実親対応も必要
生まれた子と生んでくれた実親の縁が切れないよう、実親の将来も永く見守っていきたいとの考えのもと、会を通して実親から受託した子どもに対して写真や手紙、プレゼントを渡すことや、実親の希望に応じて養親から実親に向けて子どもの成長アルバムを送ることへの協力が求められます。
●毎年シンポジウムや交流会を実施
同団体では、就学前までに子どもに養親であることの告知を義務付けています。毎年真実告知シンポジウムを開催し、告知の方法やタイミングなどを学べる機会を設定。養子となった子どもたちが自分の境遇を悲しむことがないよう、メンバー同士のつながりを大切にし、養子同士の交流会(たんぽぽ会)や養子縁組家族の交流会(すずらん会)など定期的な交流会も開催しています。
画像:特定非営利活動法人 NPO Babyぽけっと
●養親になるための条件
・子どもとの年齢差が45歳までのご夫婦が望ましい(厚生労働省のガイドライン)
・婚姻歴が3年以上ある夫婦が望ましい
・夫婦仲が良い夫婦
・心身ともに健康である夫婦
・生活が安定している夫婦
・実親さんと子どもに対する寛容さを持つ夫婦
・夫婦のどちらかが一定期間育児に専念できる環境の夫婦(該当は大半が新生児または月齢児などの乳児のため、子どもが2歳くらいまでは夫婦のどちらかが育児に専念できる環境が必要となります)
※子育てが可能で普段の生活に支障がない程度の持病を持つ場合、1年以内の健康診断書のコピーと共に、医師の診断書を説明会・面接の際に持参。
※夫婦ともに日本国籍、且つ日本に居住する夫婦のみ
※実子がいる夫婦は予備軍研修会の参加、登録申請は出来ません。
●養親登録の流れ
①養親登録の申し込み
②説明会・面接(一次審査)
③育児研修の参加(二次審査)
講義3日、実習3日に参加後、問題が認められなければ、二次審査通過となり、養子該当待機状態に入ります。
④該当(お引き渡し)
※特別養子縁組について理解を深めるため、養育登録の申し込み前に予備軍研修会へ参加することを推奨しています
※二次審査通過後は、たんぽぽ会・すずらん会などの交流会に参加可能
※予備軍研修会に不参加のご夫婦は、養子該当の連絡までに2回以上の交流会への参加がお願いされています。
※該当の子どもが現れた場合、電話にて連絡
●費用について
子どもの受託に際し必要な費用
・第1号手数料
育児研修費(座学講義・保育研修・家庭訪問):50,000円
他、交通費、通信費、出産のための医療費、出産に関わる諸費用、子どもを迎えるまでの保育費
・第3号手数料
事務手数料:65万円
会員費
年間(毎年度 4月1日~3月31日) 一人 一口 5,000円、夫婦で10,000円
※何口でも加入可能
当会にて養子縁組を行った家族は、正会員として登録が必要。正会員は会が主催する各交流会(すずらん会・たんぽぽ会)や真実告知シンポジウム、また総会へ参加することができます。
養育登録申し込みは、「NPO法人 Babyぽけっと - 思いがけない妊娠・出産・子育てのお悩みを養子縁組・特別養子縁組で救済 - (babypocket.net)」のフォームよりお問い合わせください。
同じフォームより、予備軍研修会への参加申し込みも可能です。
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