里親になりたいと思ってもどうやったらなれるか、何から始めればいいか迷いますよね?
実は、里親になる=里親登録をするための条件については多くの人がクリアできるのですが、里親登録をした後に、里親の委託を受けられるかどうかは、別問題だという事を、ご存知でしょうか?
里親に興味がある人にとって最初の一歩としての情報をまとめてみます。
里親になるための条件は、以下となっています。
●要保護児童の養育についての理解および熱意と、児童に対する豊かな愛情を有していること
●経済的に困窮していないこと
●都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること
●里親本人またはその同居人が欠格事由に該当していないことがあげられます。
独身でも里親になれますか?と疑問を持つ方が多いかもしれませんが、独身でも里親になれる(=里親としての登録をすることはできる)という事を、ご参考いただければと思います。
ただ、里親として登録をしても、里親の委託が受けられるかどうかは、別問題です。実は、里親登録をしているのに、里子の委託相談がない、未委託里親は6割を超えているというのが現状だという事をご存知でしょうか?
出典:http://satooya-renrakukai.foster-family.jp/data/itaku-jidou/00zenkoku.htm
上記の現状は、様々な要因が絡んでいますが、里親として委託を受けたい人にとっては、非常に大切なデータですので、まずは知ってもらえたらと思います。
里親になる上で一番大事なのは、社会的養護下にある子どもを受け入れるための養育環境、養育能力が登録している里親にあるか、という事です。
里親へ委託するかどうかを判断するのは、全国各地の児童相談所になりますが、児童相談所の立場に立ってみると、委託したのに里親内で虐待等が起こってしまう事が、最も避けたいことになります。
例えば、独身者で子育て経験がない場合、
●乳幼児等、一歩間違えれば生命の危機に陥る子どもを委託させられない
●独身だと就労しているため、日中子どもを養育する事ができない
そんな事を考えるため、独身で里親に登録していたとしても、児童相談所が里親委託を依頼する可能性は極めて低くなってしまいます。
里親になるためには、児童相談所に積極的にPRする(自分の養育能力を客観的に伝えたり、意欲を伝えたりする)ことも必要になってきます。
里親になるための条件は比較的簡単にクリアできますが、独身なのか、配偶者がいるのか、実子がいるのか等、里親になりたいと思っている人の世帯構成により、それぞれのハードルは異なります。
里親になる第一歩として、里親経験者の声が聞けたり、情報収集ができる様々な手段がありますので、アクションを起こしてみてください。
【里親Q&Aに参加する】
オンラインで現役里親から普段疑問に思っている事を直接聞くことができる、大好評の無料イベントがあります。
日本こども支援協会が主催し、不定期で開催しているので、ぜひご参加下さい。
【オーディーを聞いてみる】
日本こども支援協会代表の岩朝がなんと、FM大阪さんにレギュラーで出演しているこどもてらすという番組があります。
里親制度の解説や社会的養護下にある子どもたちの事等、様々なテーマで情報を発信しているのでこちらもチェックしてみてください。
ステップ1:AuDee(オーディー)のアプリをスマホにインストールする
ステップ2:🔍マークの所で「こどもてらす」と入力し検索する
例えば、里親になるには?のことをテーマとして取り上げた収録で、#22.里親Q&A第2弾(2021/8/28オンエア)がありますので、ぜひご視聴ください。
【ONE LOVEの応援会員になる】
里親に興味があるけど、まだそんなに本格検討はしていない、でも情報収集はしてみたい。
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