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養育里親とは?概要、近年の動向・データ、なるための方法も解説

最終更新日2022.05.27 公開日2022.05.27

「児童福祉の役に立ちたい」「親元で過ごすことができない子どもにとって、家庭的な環境は必要だと感じる」「子どもが好き」「自身の子育て経験や能力を活かせるかもしれない」といった理由で里親になりたいと考える人は少なくありません。


そこで今回は、日本の里親制度における1つの区分であり、最も登録世帯数の多い「養育里親」について、概要や近年の動向・データ、なるための方法などを中心にまとめました。

養育里親とは

さまざまな事情によって親元から離れて暮らしている0歳から18歳までの子どもを一定期間にわたり自身の家庭で養育する里親のことです。そのほかに日本の里親制度では、「専門里親」「養子縁組里親」「親族里親」という3つの分類が存在します。

養育里親は、「実親(保護者)が子どもを引き取れるようになるまで」もしくは「子どもが自立するまで」の一定期間にわたり、子どもの養育を行います。 期間は数日間から数年間までと、子どもの状況に応じて大きく異なるものの、原則として子どもが18歳になるまでが最長の期間であると定められています。

近年の動向とデータ

令和2年度の福祉行政報告例より、登録里親数を種別に見ると、養育里親が11,853世帯、専門里親が715世帯、養子縁組里親が5,619世帯、親族里親が610世帯あることがわかっており、里親制度における区分のうち、養育里親が最も登録世帯が多い状況です。

また、厚生労働省が取りまとめたアンケート調査(平成29年度実施、全国の養育受託中の里親家庭 4,000箇所を対象、うち1,726家庭から回答を得た)より、養育里親の経験がある人の「これまで養育を受託した里子の人数」を見ると、「1人」が439世帯と圧倒的に多く、次いで「2人」が186世帯、「3人」が75世帯となっている一方で、「20人以上」という世帯も12あることがわかっています。

なるための方法

養育里親になるためには、以下の4つの要件を満たす必要があります。


  1. 1.要保護児童の養育についての理解および熱意と、児童に対する豊かな愛情を有していること
  2. 2.経済的に困窮していないこと
  3. 3.都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること
  4. 4.里親本人またはその同居人が欠格事由に該当していないこと

そのうえで、自身の居住する地域を担当する児童相談所に相談し面接を受け、研修・自宅への家庭訪問調査・審議会等による審査などを経て、養育里親の認定および登録を受けられます。


養育里親になるための条件は比較的簡単に満たせるものの、里親になりたいと思っている人の世帯構成によってハードルは異なります。養育里親になる第一歩として、里親経験者の声が聞けたり、情報収集を行えたりする手段はさまざまあるため、まずはアクションを起こしてみると良いでしょう。

日本こども支援協会では、里親に関するさまざまな情報をご覧いただけたり、里親への質問を投稿するなど里親や関係者との交流を行えたりする場「オンライン里親会」を提供しています。現時点で実際に里子の養育をされていなくても「応援メンバー」として登録できますので、お気軽にご利用ください。


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