元気いっぱい!里子2人(6歳×3歳)との日常風景~3人の実子も育てたことのある私の新米里親体験記 元気いっぱい!里子2人(6歳×3歳)との日常風景~3人の実子も育てたことのある私の新米里親体験記

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元気いっぱい!里子2人(6歳×3歳)との日常風景~3人の実子も育てたことのある私の新米里親体験記

最終更新日2023.07.26 公開日2023.07.26

はじめに

養育里親としての生活も4年目に入りました。形を変えながらも、里親家族として、日々、平穏に暮らしています。

現在は6歳Hちゃんと3歳Rちゃんと生活しています。

今回は二人の関係性を交えながら、平日の1日の過ごし方を紹介し、里親家庭の日常を共有します。

①里子2人は幼稚園生!朝ご飯は希望を取り入れてテンションUP

私(里母)は朝5時30頃に起床します。朝、ゆっくりコーヒーを飲みながら、幼稚園や実子の予定を確認します。

身体もしっかり目覚めたあたりから、幼稚園の持ち物準備(二人分)をします。

朝食も準備しますが、平日はごくごく簡単なものにしています。

6時30分頃に起床の声かけをします。
Hちゃんは一人で声かけより早く起きてくることもあります。Rちゃんには「ご飯だよ~」や「今日はピザと納豆ご飯どっちにする?」と聞きます。幼稚園にあまり行きたくないRちゃんのテンションをあげるために、朝食はできるかぎり好きな物にしています。Hちゃんにももちろんお伺いは立てます。

7時頃から朝食。身支度ができたら幼稚園へ、里父も一緒に行くことが多いです。

一学期は「幼稚園へ行かない!」と泣き叫んでいたRちゃんでしたが、今ではすんなりと行けるようになりつつあります。

 

お見送りをして帰ってくるまでは里親はプライベイト時間も十分にとれます。


②朝食やおやつの希望を取り入れる訳~家庭で暮らすことでできること

午後、幼稚園から帰宅すると、手洗いうがい、そしてお箸セットをキッチンへ置きに行きます。

「お箸セットだしたよ~」が「おやつ食べたい」の合図です。

朝、幼稚園へ送るまでの車の中でおやつの希望を聞くので、希望にそったおやつを用意しておきます。希望に添えなくても、理由を言えば許してくれますし、出されたおやつもきちんと食べてくれます。

なぜ、朝食やおやつの希望をできるかぎり聞くか、これはある意味、家庭的だからです。二人とも乳児院で、みんなと同じおやつが普通でした。
好きなものを好きな時に言える、これは二人にとって『特別』なこ
とであったのです。里親家庭で暮らすことで日常的に手に入れた大切な権利だと感じています。

おやつのあとはお庭遊び。虫探しや砂遊び、Hちゃんは慎重派なので、Rちゃんのこともよく見てくれていて「危ないよ」「それはダメなんだよ」と教えてくれます。

RちゃんはHちゃんが大好きなので、くっついて、まねをして、口調もいつの間にかRちゃんに似てきました。でも、以前の紹介した経験(※1)から、一緒に生活をしていても、兄弟みたいではあっても、必要以上に『お兄ちゃん』『弟』の関係性を押し付けないように心がけています。

実際のところ、二人の関係性は周りから見たら、兄弟のようにみられています。しかり、前述の意識を持つことは里親家庭には必要なことと感じています。委託期間が終了になることも当然あるという環境の中で、『兄弟のように』ではあっても、『兄弟として』育てることはマイナス面をもたらすことが想像できるからです。

ちょっと難しい感覚ではありますが・・・。里親家庭の状況がどのような形であっても、里子一人として受け入れているという意識が大切ということでしょうか・・・(上手く伝えられなくてすみません)

話をもどします。外遊びのあと、夕食までの間がゲームやテレビの時間です。Rちゃんはテレビゲーム、Hちゃんはお兄ちゃん(実子)にかりたスイッチをやります。

実子の子育てでもゲームについてはある程度自由にしていたので、賛否はあるにしても、わが家ではゲームは遊び道具に含まれています。

「ご飯だよ~」で、二人ともゲームをやめて食卓へ。


③お風呂は「ライフストーリーワーク」と繋げる大切な時間

その後、お風呂に入ります。通常は里母と入ります。お風呂には、時々、1人ずつ入り、「ママ」の話などをいます。背景の繋がりを途切れないよう、大切な時間です。
特にHちゃんは「ママ」の記憶があるの
で、その時々で疑問もあるようです。その疑問に答えることで、とても満足してくれています。そして、里親宅で心配なく生活していていいんだという肯定感を持てるようです。

お風呂のあとは、テレビを見たり、折り紙をしたり、本を読んだり。

Rちゃんは8時過ぎには眠くなり、自らベッドルームでゴロゴロ始めます。Hちゃんは私が一緒に横になるまでなかなか寝ようとしません。だいたい2人とも9時過ぎにはすっかり眠ってくれます。

こんな感じで平日の1日が終わります。

まとめ

まとめ

今回は『ある一日』の様子を紹介しました。幼児がいるご家庭は毎日バタバタですよね。
子育ては振り返ると、「あの時、こうしておけばよかった」と思うことばかりです。養育里親として、今、再び子育ての機会をいただけて、「あの時」の「こうしておけば」を実践できるよう、里子と向き合っています。

新米里親さん、これから里親になる皆さんがそれぞれの家庭を築いていく中で、私の経験が「情報」としてほんの少しでもお役にたてたら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました。

これまでの私の記事~3人の実子も育てたことのある私の新米里親体験記

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